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【WH-1000XM4】待ちに待ったWH-1000XM4が届いたのでレビュー

待ちに待ったWH-1000XM4

2020年8月7日に発表されたWH-1000XM4が本日ようやく発売になりました! 前モデルのWH-1000XM3の評判が良いこともあり,前々から,1年くらい前からかWH-1000Xシリーズの新しいのが発売されたら直ぐに買おうと思っていました.結局1年程度待たされてしまいましたが,ようやく手にできました.

普段はヘッドホンを使っていなくて,CAS-1というすでにディスコンになってしまったスピーカーで音楽を聴いたりしています.それでもノイキャンヘッドホンが欲しいなと思ったのは,

  • 勉強などで作業に集中するために強力なノイズキャンセリングを求めた
  • WF-1000Xシリーズだと長時間かけ続けると耳が痛くなってしまう

という点が大きく影響しています.夏になってダイソンの空気清浄機付きファンヒーターを買ったのですが,思いの外ノイズが大きく時々キーンという高周波音が聞こえてきてイライラするということがあり,これでそれが解消されるのではないかと期待しています.

届いたばかりなので,機材の写真や初期設定画面,ファーストインプレッションをログとして残しておこうと思います.

公式サイト WH-1000XM4 | ヘッドホン | ソニー

WH-1000XM4 開封

  1. 外箱

    ソニーのよくある外箱という感じがします.見ての通り私はプラチナシルバーを購入しました.

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    外箱表
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    外箱裏

  2. 内箱

    内箱を取り出すとユーザが迷子にならないように趙簡易手順が書かれています.小さな事ですがこういう気遣いは好きです.

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    内箱

  3. パッケージ一式

    パッケージ一式は下の写真のような感じです.説明書・製品のサポート登録の案内が紙で入っており,ヘッドホンケースの中にWH-1000XM4本体・USB type-Cケーブル・オーディオケーブルが入っていました.ケース付きなのは有り難いですね.

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    パッケージ一式

  4. ヘッドホン内部に追加されたセンサー

    ヘッドホンの着脱を検知するためのセンサが前モデルとの差として追加されています.WF-1000Xシリーズだと当たり前だったので,同様に使えるのは嬉しいですね.

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    着脱センサ

  5. 改良されたイヤーパッド

    長時間のかけ心地を左右するイヤーパッドは改良されたようで頭部への圧力を上手く分散してくれるそうです.実際どのくらい快適かは時間をかけて利用しないとまだなんとも言えません.

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    柔らかいイヤーパッド

  6. マットなデザイン

    前モデルのWH-1000XM3は持っていないのですが,本モデルとの違いとして金属的な光沢があった部分がマットな仕上がりに変更されているようです.落ち着いた感じで良いんじゃないでしょうか.掛けていたら見えないので私はどちらでも構いませんが.

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    マットな仕上がり

初期設定

  1. iPhoneとWH-1000XM4をペアリング後,フォームウェアアップデート

    iPhoneとWH-1000XM4をペアリングした後,「Headphones Connect」アプリを起動するといきなりファームウェアのダウンロードが開始されました.

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    ファームウェアダウンロード中

    ダウンロードしているファームウェアのバージョンは2.0.6で2台の機器を同時接続した場合の問題とその他の機能が改善されたようです.

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    ファームウェアの改善内容

    ファームウェアのダウンロード完了後,指示に従って進めると数分後にファームウェアのアップデートが完了しました.

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    ファームウェアバージョン

  2. 初期設定確認

    初期設定画面は以下の通り.

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    サウンド(1/2)
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    サウンド(2/2)
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    システム(1/2)
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    システム(2/2)

    2台同時接続の設定がデフォルトでOFFになっていることには注意が必要かも知れませんね.アプリの設定から2台目の接続設定を行なうことで同時接続できるようになるようです.

ファーストインプレッション

1時間程度使用してのファーストインプレッションです.まだ使用時間が短い状態での印象と言うことで数日経てば評価が変わると言うことはありえるかなと思います.

装着感

耳がすっぽりカップに入る形で,イヤーパッドも全く痛くなく,そして,重くなく,長時間の使用に耐えるのでないかと期待させてくれます.イヤホンだと違和感とか痛みとかでどの程度我慢できそうかなんとなく分かりますが,ヘッドホンは実際やってみないと分かりませんね.特に装着感は今後の使用状況で評価しないといけないですね.正直ヘッドホンの使用経験があまり多くないので,こういうモノだと言われれば受け入れてしまえる感じです.兎に角不快感はゼロでした.

ノイズキャンセリング

ダイソンのファンヒーターについては,音楽を再生しない状態で,1m離れた距離かつ風量5程度だとよーく耳を澄ませればファンヒーターからの音だと分かるといった感じです.音楽を再生していたら全く分かりません.最大風量10だと音声を再生しなければファンの音は分かりますが,うるさくない程度にはなっています.こちらも音楽を再生していれば気にならないです.

エアコン・ダイソンのファンヒーターの音がCAS-1で音楽を聴いているとどうしても入ってきてしまいますが,WH-1000XM4だとほぼ音楽のみに集中できる状態です.

周りに元々人がいるわけではないので,人の話声などWH-1000XM4で強化されたノイズキャンセリングが試せているわけではないので,今後使用している中で効果を体験することもあるかも知れません.

音質

AAC/DSEE Extemeでの視聴ですが,ソニーらしい音というかなにか尖ったものは特にないという印象です.よく言えばフラットでどんなジャンルでも問題無さそうというか,アプリにイコライザーがあるので好みに合わせることもできますしね.

比べる物でもない気がしますが,静かな空間でCAS-1で音楽を聴いた場合と比較すると,音の定位感は輪郭など基本的にCAS-1の方がいいと思います.ただ,どの位置にいてもノイズの影響を低減した空間で良い音が聞けるのはWH-1000XM4のメリットですね.CAS-1とWH-1000XM4の付き合い方がどのようになっていくのか楽しみではあります.

まとめ

1年我慢してようやく手に入れたノイズキャンセリングヘッドホンのWH-1000XM4の開封・初期設定・ファーストインプレッションでした. これから長期的に使用していくと不満など出てくるかなとは思いますが,ファーストインプレッションとしては十分買って良かったと思える商品でした.

LDACでの音質やマルチポイント機能,スピーク・トゥ・チャット機能などまだまだ試せていない機能が沢山あるので,印象に残ったことがあればまたログとして残そうと思います.